看護師が健診センターで働く際に心得ておくべきこと
健診センターの看護師として働く場合、外来や病棟などに勤務する際とは異なるコミュニケーション能力が必要ということはしっかり心得ておかなければならない。健診センターでは決められた時間の中で受診者の対応をしていくことが求められる。そのためコミュニケーションに十分な時間をとれないことも当たり前だ。しかし、だからといって事務的な対応で済ませたのではやはり悪い印象を与えてしまうので、こういった点には気をつけていく必要がある。健診を気持ちよく受けてもらえるよう丁寧にコミュニケーションを取りつつ、必要な説明などはテキパキと行っていかなければならないので、この点はかなりコツがいるだろう。
看護師としての成長が見込めないというのも、健診センターで働く際に心得ておきたいポイントだ。健診センターの業務では外来や病棟で働く看護師が行っているケアはほとんど行わないことから、看護技術が鍛えられるということはまず無いと言える。健診センター以外で活かせるスキルというのが身につかないため、看護師として研鑽を積んでいきたいという場合その願いを叶えるのは難しいだろう。
看護師は慢性的に人手不足を抱えている職種であることから比較的転職がしやすいという特徴があるが、健診センターの場合は人気が高いことから採用されるのは非常に困難だ。働きたいと思ってもなかなか求人が見つからない上に狭き門なので、転職を考える場合には慎重に検討する必要があるだろう。併せて、関連サイト〈http://medical-examination-center.com〉にて検診センターについても学んでおくことをおすすめする。