知っておきたい健診センターで働く看護師の役割とは

健診センターで働く看護師は外来や救急医療のように患者さんの差し迫った問題に対応をすることは無い。しかし、だからといって必要性の低い仕事かというとそういうわけでも無い。
健診センターの看護師の仕事は、総合的な健診を行うことで健診者の身体に病気などのリスクが無いかを調べることだ。この検診の結果によって病気の早期発見、治療に繋がるケースも少なくないため、健康維持、早期発見と治療、病気の予防に尽力していけるわけである。人によっては年に1回、健診センターで検査を受けることしか医療に関わらないという人もいるため、こういった人の場合には特に健診センターが担う役割というのは非常に大きいだろう。正確な検査を行い、問題が無いかを確かめることで日々の健康維持をサポートしていける。
健診センターは毎日多くの人が訪れるため、看護師はテンポよく仕事を捌いていかなければならない。看護師の仕事が遅いとそのぶん健診の順番が滞ってしまう。そのため健診センターの看護師は決まったルーティンワークをどれだけテキパキこなせるかということが非常に重要になってくる。看護師の仕事の早さが健診センターの予約を円滑に回せるかに大きく影響を及ぼすので、これは非常に重要なことと言えるだろう。訪れた人たちをスムーズに案内、それぞれの健診に回してすみやかに検査を終えさせるのは、実は非常に重要な役割なのだ。訪れる人の中には食事を抜いてきたり仕事を抜けてきたりという人もいるため、そういう人達が困ることの無いようスムーズに仕事を回していかなければならない。